Kurumi Houseは半年前(2020年)に船場センタービル1階北通りにオープンした輸入生地・インテリア雑貨を販売しているお店だ。ロココ調/モダンスタイルの可愛いプリント生地や織物を探されている方におすすめ。
ただし、百貨店などでの催事やネット中心に販売を行っていて、店頭での販売日は月4~5回と少ないので注意が必要だ。
クルミハウスの営業日は公式ブログから確認できる↓↓↓
https://ameblo.jp/kk-kurumihouse/
Online Shopはこちら↓↓↓
https://kurumihouse.shop-pro.jp/
ちなみに販売されている生地の数々が作者の好みにぴったり合い、「これで娘の服を作りたい!!!」と取材の時から心をつかんで離さない。
今も記事を書くのをほっぽりだして、娘のワンピースをつくりたくてうずうずしている。
がまん、がまん。
目次
世界各地から取り寄せた生地の数々
Kurumi Houseには、ヨーロッパを中心に世界各地から買い付けた「可愛い」生地・撥水加工生地・麻・ブレード・リボン・金具などが並ぶ。
こちらは店頭を撮影した動画でお店からいただいたものである。
動画でわかるように、店頭にはあらかじめカットされた生地がならぶ。気に入ったもので量が欲しい場合は店員さんにお願いすれば50cm~をカットしてもらえる。
この50cm~というのは、子供服や小さいバッグをつくる際にはありがたい。
ゴブラン織り
「こんな可愛いゴブラン織りはみたことがない。」これが筆者がKurumi Houseに並んだ商品をみて一番最初に発した言葉だ。



(画像: Kurumi House オンラインショップより )
「上質なヨーロッパのゴブラン織りを皆様に届けたい」という想いで、独自のルートで仕入れているそうだ。
筆者はゴブラン織り=バッグだと思いこんでいたが、店頭の展示をみてKurumi Houseのゴブラン織りであればスカートに使用しても「おしゃれで可愛い!」と興奮した。
トワル・ド・ジュイ(Toile de Jouy)
筆者は「トワル・ド・ジュイ」という名前を聞いたのは取材中がはじめてだ。恥ずかしながら、「とわーるどじょぃ?」「とわるどじぇい?」と何回も言い間違えてしまう。そこで名前の意味や生地の特徴を知るために調べてみた。
Encyclopædia Britannicaによると
Toile de Jouyはフランス語で「ジュイの生地」という意味でジュイ・プリントとも呼ばれる。18世紀にベルサイユ近隣のJouey-en-Josasの工場で生産された 風景や人物のデザインがプリントされた綿/麻の生地で知られている。
引用:https://www.britannica.com/topic/toile-de-Jouy
このフランスの伝統プリント生地トワル・ド・ジュイがKurumi House で手に入る。

(画像:Kurumi House instagram より)
余談ではあるが、
「ロココ調のデザインをみると胸がときめくのよ。私、ヨーロッパ貴族の生まれ変わりかしら?」
と主人に言ったら失笑されてしまった。
モリス
モリスの名は「トワル・ド・ジュイ」に比べるとすぐに覚えた。
が、しかし。
モリスが何かわからないので、Wikipediaで調べてみた。
William Morris(1834年3月24日にロンドン近郊のWalthamstowに生まれ、1896年10月3日にロンドン近郊のHammersmithにて死去)はイギリスのデザイナー・職人・詩人・初期の社会主義者。彼のデザインした家具、生地、ステンドグラスや壁紙の他装飾美術は、イギリスでのアーツ・アンド・クラフツ運動を生み出し、ヴィクトリア朝のテイストに革命をもたらした。
引用:https://www.britannica.com/biography/William-Morris-British-artist-and-author
こちらがKurumi Houseで販売されているモリスの生地だ。

(画像:Kurumi House instagram より)
なるほど。
先ほどのトワル・ド・ジョイの優美なものとは異なり、色鮮やかで鮮明、ヴィヴィッドである。
ちょうどここまで書いて娘のお迎えにいったのだが、ついさっきまでトワル・ド・ジョイで頭がいっぱいだったのに、出掛けている間ずっとモリスの生地で頭がいっぱいだった。
得てして、歴史に残るデザインというのはきっとそういうものなのだろう。
ブレード・リボン・タッセル・金具
Kurumi Houseにあるのは生地や織物ばかりではない。他ではみないような乙女心をくすぐるブレード・リボン・タッセル・金具が沢山ある。

(画像:Kurumi House instagram より)
リボンやブレードも生地と同じく50cm~カットしてもらえる。
タッセル
ピアス/イヤリングや手帳などのチャームとして使用される方がいるそう。

(画像:Kurumi House instagram より)
リボンや猫足の金具。
カルトナージュに使用されるそうだ。


他にも沢山めずらしいものがあるので是非Kurumi Houseのオンラインショップや店頭をのぞいてみてほしい。
筆者が購入した生地
最後に、筆者が購入した生地をお披露目したい。
こちらは、店頭限定のカットクロスのセットである。


あ!ト・ワルド・ジュイがある!!!
店頭で生地を購入する際に「可愛い!」と思って購入したのだが、ト・ワルド・ジュイの意味を知ってからだと更に可愛く、愛おしく感じるから不思議だ。
そして娘のワンピースをつくるために買った生地がこちら。

リバーシブルでも使えるそうだ。
近々、娘のためにつくったワンピースを皆様にお披露目できる、、、はず!
まずはソーイング本の型紙うつさないと。
【お店からのメッセージ】
日本にはない めずらしいもの・上質なものを提供しています。お店は不定休であけている回数は少ないですが、ネットショップでもご購入いただけますので是非そちらもご覧ください。
取り扱い商品
- 綿
- 麻
- 化繊
- 撥水加工生地
- プリント生地
- ゴブラン織り
- ベルベット
- リボン
- 小物金具(カルトナージュ)
- タッセル
- 他
基本情報
店名 | Kurumi House(クルミハウス) |
所在地 | 【船場センタービル5号館1階北通り】大阪府大阪市中央区船場中央2-2-5-106号 |
営業時間 | 不定 |
定休日 | 不定休 |
決済方法 | 現金 |
ホームページ | Webサイト https://kurumihouse.shop |
メールアドレス | info.kurumihouse@gmail.com |

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