船場白生地商店は、1938年創業の大江商店という卸問屋が運営しているお店だ。
これまで卸専門で小売りはしていなかったのだが、数年前に倉庫にきた服飾学生が使用している生地の品質の低さを見て「これからアパレル業界を担う学生に上質な生地を適切な価格で提供したい」と2018年に船場センタービルにお店を構えた。(もちろん学生だけでなく一般客でも購入できるのでご安心を。)
【🆕動画追加】記事の後半に店内動画を追加しました❣️ぜひご覧ください😆(2021年12月5日追記)
船場白生地商店(本店)
船場センタービル5号館の1階北通りに「本店」、地下1階北通りに「地下店」の計2店舗あるのだが、今回は本店について紹介したい。
船場白生地商店は、船場センタービル5号館の1階北通りに「本店」、地下1階北通りに「地下店」の計2店舗あるのだが今回は地下店について紹介したい。 船場白生地商店(地下店)は船場白生地商店(本店)の隣に移動しました。(2022年2月22日追記) 地下店は本店同様、綿・麻・ウ...
本店はアパレルが使用するような上質な日本製染め下晒生地・リネン・コットンが手に入るお店だ。また、ミシンの販売や修理の他、船場白生地商店の生地を使用した洋裁教室なども行っている。
綿・麻
綿・麻の下晒染め晒や服地がずらりと並ぶ。どれも上質なものばかりで値段もお手頃だ。
筆者はこちらのヨーロピアンリネンを買ってみた。
開封後に驚いたのだが、生地の表面に「表」シールが貼ってあった。筆者は洋裁の素人なのでどちらが表面か裏面かわからずいつも困るのだが、このシールがあれば迷わずに済むのでとてもありがたいサービスだ。追加購入を考えると色番も入ってあるのも嬉しい。
また、リネン自身も上品な光沢があり肉厚だ。
この値段でこの高級感!心が躍る。
こちらが作ったチュニック。仕上げのアイロンをかけてないのでシワ感が多少あるが、着心地もよく高級感のあるチュニックになった。(素人なので、縫製の雑さにはご容赦を笑)
(デザイン:文化出版局ミセスのスタイルブック2018年初夏号)
たっぷり2.5mあったので、余った布で娘のスカートをつくってみた。
ちなみに娘がこのスカートをとても気に入っていて、既に何度か洗濯をしているがシワもあまりでないのでアイロンなしで着ている。
同じものとグレーのものを追加で購入したので、お次は色違いのチュニックとワンピースを作りたい。
ワゴン
ワゴンコーナーには、ダブルガーゼ・マスクゴム、ハギレなども並ぶ。小物作りにも最適✨
染料
船場センタービルで染料が買えるのは、おそらく船場白生地商店だけだと思う(2021年4月現在)。お値段もとてもお手頃なので、染晒を買われる方はついでにこちらで買うと良いかも。
ミシン販売・修理と洋裁教室
生地だけでなくミシン販売・修理もしている。これも2021年4月現在では船場白生地商店だけだろう。ちなみにこちらでミシンを買うと年に1度メンテナンスをしてもらえるそうだ。
また、月に数回講師を招いての洋裁教室なども行われていてる。たまたま講習中に前を通りかかったのだが、とても楽しそうだった。
こちらは2021年2月頃の教室の作品でリネンウールを使用した「1枚仕立てのはおりもの」だ。
単発(1回から)の参加が可能なので筆者も受けてみたい。
店内動画
取り扱い商品
- 綿
- 麻
- 晒生地
- 染料
- ミシン
- 洋裁教室
- 他
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