こちらは手芸ファンの筆者が近いうちにじっくりじっくりと時間をかけてみてまわりたいお店の一つだ。本当は今すぐにでも行きたいのだが、取材後の記事作成を進めていかなければならないので我慢しよう。
ボタンの品揃えがとにかくすごい老舗服飾資材卸問屋
野尻株式会社は創業大正6年・昭和22年設立の歴史ある服飾資材の老舗卸問屋だ。創業時は天王寺近辺でボタンの製造を行っていたが、やがてボタンの卸販売を行うようになり、昭和22年に南久宝寺で現在の『野尻株式会社』を設立した。
レトロな外観だが全国のアパレルメーカーがこぞってやってくる服飾資材の卸問屋。
「大手の電気メーカの部品の種類より多い」
もしボタンを探すならこちらのお店にくれば間違いない。
棚という棚にありとあらゆるボタンメーカーのボタンがずらりと並んでいる。
また、歴史のあるボタン屋ならではのヴィンテージボタンや希少なオートクチュール用のボタンもある。
余談になるが、この品揃えを頼りに、顧客のボタンをなくしてしまったクリーニング屋が飛び込んでくるときがあるそうだ。
店内のほんの一部であるが動画にとってみた。
キラキラと輝く『野尻株式会社』オリジナルのガラスボタン。
野尻にあるボタンの大半は日本製だが、輸入ボタンもある。
こちらはドイツ製の貝ボタン。
ファスナー・レースなどの服飾資材も~おもしろいものが沢山~
ボタンの品揃えが秀逸なため、ついついボタンの紹介からはじめてしまったがこちらのお店をおすすめする理由はそれだけではない。
ファスナー・レース・ビーズ・バッグの持ち手・型紙なども揃うのだが、長年にわたってアパレルメーカーに様々な服飾資材を提供してきた野尻株式会社ならではの商品もありとてもおもしろい。
こちらはファスナー。真ん中にガラス?が埋め込まれていて、キラキラと輝いている。
一般の手芸店ではなかなか手に入らないスワロフスキーのアイロン接着テープクリスタルTEXも販売している。
ニューヨーク発世界No.1の型紙Simplicityやおしゃれ服Mパターン研究所の型紙もある。思わず筆者の目がハートになってしまった。
バッグの持ち手、テープやコード、なんと世界のMOKUBAのリボンもある。
販売単位について
一般客にとって気になる販売単位だが、ボタンはダース単位、パーツ類は10個から、パターンは1枚から購入可能である。
半端ものコーナー
こちらは一般客にとって嬉しい半端ものコーナー。写真の通り、お得な服飾資材が沢山並べられている。
手芸ファンなら掘り出しもの探しに熱中すること間違いなしだろう。
ボタンの別注について
野尻株式会社は主にアパレルメーカーのボタンの別注を受けているが、手芸店はもちろん個人・作家でもオーダーが可能である。興味のある方は問い合わせてみてほしい。
【お店からのメッセージ】
ボタンの専門家なので、質問があれば気軽にお問い合わせください。
取り扱い商品
- ボタン
- ファスナー
- リボン/レース
- ビーズ
- バッグの持ち手
- コード
- 型紙
- 他
基本情報
店名 | 野尻株式会社 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区南久宝寺町1-8-15 |
営業時間 | 平日9:30-18:00 土曜(第4・第5)9:30-15:00 |
定休日 | 第1~第3土曜・日曜・祝日 |
決済方法 | 現金 |
電話番号 | 06-6261-5391 |
ホームページ | https://www.nojiri-jazz.co.jp/ |
桜ボタンの別注で校章が入ります。大小それぞれの単価を教えてください。最低ロットも大小お願いします。
野尻株式会社に直接お問い合わせください。
下記がホームページになります。
http://www.nojiri-jazz.co.jp/